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言葉の刃。あなたは大丈夫?善意の言葉で傷つけることがある。

人の悩み相談にのる時、あなたが発した言葉で相手が傷付いているということを、肌で感じたことはありますか?
善意から出た言葉だとしても、それがより深く相手を傷つけるということもあるのです。

 

善意の言葉が刃になる

割られたハートのチョコの写真

あなたは悩んでいる人に対して、こんな言葉で慰めたりしていませんか?
「それくらい大丈夫だよ」
「前向きに考えなよ」
「他にももっと辛い状態の人いるよ?」
「心配しすぎじゃない?」
「周りも出来ているんだから、あなたも出来るよ」
「とにかく考えるの止めたら?」
これらの言葉は悩んでいる人にとって慰めになるでしょうか?

心から相手の悩み事が【その程度】と思う場合もあるかもしれません。けれど悩みに大小はなく、悩んでいる人はその事柄に真剣に悩んでいます。
例えあなたにとってそれが小さな事だとしても、相手にとっては人生を左右するような事なのです。

女性にとって悩み相談とは、解決策を探し出す手段だけとは限りません。心の中に溜めこんだ気持ちを吐き出す場でもあります。
ただ吐き出したい、そう思って重い口を開いたのに、相手からそんな言葉を投げかけられたら、立ち直れないかもしれません。

善意で発した言葉はたくさんあります。もちろん相手を慮っての言葉もたくさんあります。
その全てが相手を救うでしょうか?
残念ながらそんな事はありません。
悩みを打ち明けられた人の多くは、その解決策や自分自身の経験談を話します。その中に解決策があると考えるからです。
ですが、相談した相手に経験談や解決策は言葉の刃になる可能性が高いのです。

 

言葉を選ぶということ

桜の写真

相談しておいて解決策を求めていないというのはおかしい事でしょうか?
そんな事はありませんよね。
相手はあなたを信頼しているからこそ、悩んでいるという事を話してくれたのです。相手の話を聞き、相手の状況を察し、解決策が必要なのか、気持ちを吐き出そうとしているのかに気が付くのはあなたしかいません。

「大丈夫?」
「私がついているから」

そんな何気ない言葉や、普段通りのあなたの態度を求めていることがあります。
がむしゃらに解決策を提案するのでは、相手の気持ちや悩みを否定することになりかねません。なぜなら解決してしまった人にとって、その悩みはすごく小さく思えるからです。
相手に寄り添うならば、相手の気持ちに寄り添いましょう。悩みに寄り添うのではなく。

言葉は大変難しいです。「私はあなたの味方だよ」とそう告げたいが為に、必死になって経験談からの解決策を見つけ出そうと主導で話たりしてしまいます。
大切な人だからこそ、助けたいという思いの表れなのでしょうけれど、悩んでいる相手にとって解決策ばかりを提示されても受け入れ難いのです。

 

相手の為を想う

室内の観葉植物の写真

成長する為には壁となる障害が現れます。それは本人が乗り越えるしかない壁です。どんなやり方になったとしても、周囲が壁を壊すことはできません。
悩み相談はそんな壁を乗り越える方法を模索する為の手段のひとつ。それは悩んでいる本人が考え至らなくてはならないのです。

あなたに出来る事を考えましょう。
相手の為にどんな事ができるのか?気持ちの吐き出し場所として時間を共有する、落ち着いた相手と一緒に悩みを解決する方法を探す、相手が解決するまで見守る。あなたが出来る事は多くはありません。けれど悩んでいる相手にとって、あなたという存在がとても大きいのです。

見守ることも手助けすることもとても難しいことです。あなたが過去に同じ悩みを解決したならば余計にそうなるでしょう。
けれど相手の為にも一歩引いてみてはいかがでしょうか?
あなたがいつも通りであるほど、相手の心は落ち着くのではないでしょうか。