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【言葉】にすると本当になるもの。いってはいけない愚痴ワード!

先日、とある友人の悩みを聞きました。
彼女は仕事が忙しく、最近は部下の教育に頭を悩ませていました。

「なんで仕事しないんだろう?」

彼女の悩みは、部下の仕事の遅さです。
彼女の部下は仕事のスピードが遅く、いつも夜遅くまで残業をしていたそうです。けれど、翌朝になっても仕事は中途半端にしか終わっておらず、結局納期をずらすことになったこともあるそうです。
ミーティングで仕事の分配を決める時、その場では「できる。大丈夫」という部下の回答に、本当に大丈夫なのか心配と不安が渦巻きます。しかし、衆目がある中で部下の発言を突くことはしませんでした。

彼女の悩み、本当に部下の仕事のスピードが遅いことが原因でしょうか?

 

目次

 

言い続けた【言葉】

ハート型の風船を差し出した女性の写真

彼女は会話の節々である言葉を口にし続けていました。

  • 「あの部下は仕事ができない」
  • 「なんで仕事をしないの」

彼女から見たら、そう見えたことに間違いはないのでしょう。
けれど本当に事実は彼女の言葉のとおりなのでしょうか?

【思い込み】というものがあります。思い込みとは深く信じ込むこと、ある考えに固執することを言います。
私たちが簡単に陥ってしまう心理の落とし穴です。

彼女は毎日のように部下が「仕事ができない。遅い」と考えていました。時には愚痴を言って発散することもあったでしょう。
そのたびに、彼女の脳に、心に「部下は仕事ができない・遅い」という思い込みが刷り込まれていったことに気が付いたでしょうか?

思ったことを言葉にすることは正しい時もあれば、間違いの時もあります。
たったひとつの愚痴で世界のすべて変わるほどの力はありませんが、毎日呪文のように言い続けることで自分自身を騙すほどの力はあるのです。

 

言い続けてはいけなかった【言葉】

手でバツ印をつくる女性の写真

愚痴とは、心に溜まったストレスを発散・解消させるひとつの手段です。
言葉という形にして、初めて自分の内に溜まった気持ちに気が付くこともあります。

私はこう思っていたんだ

そう気が付かせてくれる【言葉】には力があります。

彼女の場合、言葉の力は悪い方に作用してしまっています。
毎日のようにうまくいかない仕事の進捗状況に頭を悩ませ、その原因が部下にあると決めつけてかかっています。
そうなった原因はもしかしたら他にあるのかもしれない?
そういった柔軟な思考は彼女はどこかに置き去りにしてしまったようです。

知っていますか?心で思っていることは、だいたい顔にも出ているということを。
あなたが心の中で思っていることは、話している相手にある程度伝わっています。

  • この人は○○だから。
  • この人は△△だから。

そういった思い込みの言葉はあなた自身の選択を狭めています。そして相手の自由も縛っています。
考えてみてください。もしあなたが毎日のように上司から「あなたは仕事ができない人!」と怒られていたら。言葉にされずとも、それとわかる雰囲気で顔を合わせていたら。
私は恐ろしいです。自分が縮んでいくような感覚に襲われます。未来に希望なんて一切ない真っ暗闇にいる気持ちになります。
言ってはいけない言葉があります。人を貶める言葉、傷つける言葉、蔑む言葉は言ってはいけません。

女性は付き合いで愚痴を言い合うということがよくありますよね。いつか自分にすべて返ってくるとしたら、今までのように付き合いで愚痴を言えますか?

 

【言霊】という存在

木漏れ日の写真

言葉に宿る力のことを【言霊】と言います。
言霊は古くから世界中で信じられてきました。結婚式での忌み言葉なども、この言霊の思想に基づくものなのです。

それだけ慎重に選ぶ言葉を、私たちは簡単に音に形にできます。人を祝う気持ちも、呪う憎しみも同じ言葉にのせて相手に届けと強く願いますよね。
それと同じことを、私たちは毎日しています。

  • あの人が好き。
  • あの人が嫌い。
  • あの人のそこが好き。
  • あの人のあれが嫌い。

自分の好き嫌いの物差しに照らし合わせて、好き勝手に言い放題です。
けれど、その言葉で相手を傷つけ、縛り、自分自身も貶めていることに気が付く人はあまり多くありません。

そしてもうひとつ。言葉はいつか自分に返ってくるということを知っている人はあまりいないのではないでしょうか。
私は過去に自分が言い放った言葉が見事に返ってきたことがあります。あまりのピンポイントな言葉に、言われた瞬間に自分が言った言葉だったことをすぐに思い出しました。
言霊も巡るのです。

 

【言葉】を選んで未来を変えよう

青空と太陽の写真

あなたが今日 口にする言葉は、人を幸せにするものですか?傷つけるものですか?
その言葉はいつかあなたに返ります。その時、あなたが言われたい言葉ですか?
今思い浮かべた言葉は、あなたの考えを縛り付けてはいませんか?

感情をコントロールし、常に客観的に自分が発する言葉を見つめるのは難しいです。けれど発した言葉に責任は取らなければなりません。
もし間違った言葉を言ってしまったならば、すぐに訂正とお詫びをしましょう。間違いを認めることは怖いことですが、間違いを放置するよりも怖いことではありません。
時には言わなくてはならない言葉もあります。けれどそれは決して人を傷つける為のものではないはずです。あなたが相手の為を思っての言葉は、厳しくとも優しさが詰まっているはずだから。

人付き合いの為に悪い言葉を口にしない。自分の内側から世界を変えていく。その気持ちがあれば、きっとあなたの口から発せられる言葉には優しい力が篭るはずです。
あなたの未来を言葉で明るく照らしましょう。