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【憶えていてくれる】ことの喜び。【憶える】ことは【気を配る】こと

新年が開け、すっかりお正月気分も引いた頃ではありませんか?
今回の年末年始は大型連休となり、いつも以上に仕事から離れることができた方が多いでしょう。頭はしっかり仕事モードに戻っていますか?
細々した物事は一番に思い出して整理しておきましょう。

 

目次

 

【気を配る】こととは?

ピンクのリボンの写真

皆様、【気を配る】とは、相手を知り、思い、あなたの気持ちを分けることです。
自分を評価してもらう為に気を遣うのではなく、真に相手を思って行動することが【気を配る】ことなのだと思います。

その為には相手のことを知る必要がありますね。
相手がどんな事を考え、何を好んでいるのか、何が嫌いなのかを知らなければ、行動することができません。それらの情報は日常の些細な言動に隠されています。言葉にしなくても相手は情報を発信しているのです。
それを察し、相手と状況に合わせた行動を選択することが【気を配る】こと。

その中でも、私が一番気にかけているのは【憶える】ことです。
情報は見聞きしただけでは意味を成しません。その情報を憶え、必要に応じて引き出すことが大切です。

 

【憶える】は喜びに繋がる

手すりに置かれた花束の写真

相手の情報を【憶え】、それを行動に移すことで初めて結果を生み出します。
何もしなければ今までと変わりませんが、もしあなたの簡単な行動ひとつで相手に喜んでもらえることがあるならば、あなたは行動したいと思いませんか?

例えばこんなお話です。
多くの企業では来社されたお客様にお飲み物を出します。お出しするお茶は主にコーヒーですよね。けれど、最近はカフェインが飲めないと遠慮される方も増えてきています。言い出すほどのことではないと、コーヒーに手を付けずに帰られるお客様もいらっしゃいます。
そんな些細な出来事を、あなたが憶えて次に繋げることができたらどうなるでしょうか。

日に何社も訪れる営業さん達は、毎回毎回出されるコーヒーにちょっと飽きていたりします。またカフェインが飲めない体質の為に、喉が渇いていても何も飲まずにいらっしゃる方もいます。
そんな方々にあなたがコーヒー以外のお飲み物をお出しすることが出来たなら、「他の企業と違う」という差別化を図ることができます。

実際にあるようです。契約条件が拮抗していた場合、受付の態度やお茶を出された時の社員の態度でどの企業と契約を決めること。

とある営業さんがいました。その営業さんは出されたコーヒーにほとんど口を付けません。二回目、三回目と来社された際も同じように飲み干されるどころか、口を付けていませんでした。
四回目の時、お茶出しをした社員はこうお聞きしました。
「コーヒー以外のお飲み物の方がよろしいでしょうか?」
営業さんはびっくりされたそうですが、「では、お水をいただけますか」と返してくださいました。
実は営業さん、カフェインが苦手だったそうなのです。他の企業では誰も声をかけてはこなかった事にこの社員は気が付いて、そして声をかけるという行動を選択しました。
その結果、営業さんは大変喜ばれてお帰りになり、契約のお話も順調に進んだとか。

お水をお出しすることを「貧乏ったらしい」と敬遠される方もいらっしゃいますが、そんな事はないと思います。
飲めない飲み物を見た目の為だけにお出ししては、何の意味もありません。お茶は、お客様の喉を潤し、場の空気を和ませる為の飲み物です。それを見失っては元も子もありませんよね。

あなたがお店や企業を訪れた際、お名前を呼んでいただけるだけで少しの特別感を味わったことはありませんか?
それがお名前だけではなく、あなたの好みであったり、以前の会話の一言であったり。そういった些細な出来事を憶えていてもらえると、心が温かくなりますよね。
相手もそうです。何も特別待遇をすることはないのです。ほんの少し気を配って、相手に寄り添った行動を選択することで、そこに【喜び】が生まれるのです。

 

些細な事の方が大事なこともある

小さなガラス玉の写真

何に物事の重点を置くのか、人によって違います。けれど些細な事であればあるほど、周囲に言い出しにくいものです。
それを察知し、気を配ってもらえたならば、どれだけ心が救われるでしょうか。

ほんの些細な出来事かもしれません。けれどそれは心を豊かにするには十分な行動です。あなたの行動ひとつで人を喜ばせてみませんか?躍起になって行動することはありません。気が付いた時に、出来る範囲の事で十分なのです。