価値観の違う人と話すことで得られるもの=自分を苦しめるものを解く鍵になる

一緒にいて居心地の良い人というのは、だいたいが自分に似た価値観を持っている人達です。完全一致するということはなくても、人への接し方だったり、ものの考え方だったり、どこか自分と似ている点があります。

同じ人達の中にいると安心はできますが、新しい発見はなかなか難しいものですよね。
そこで、たまには価値観の違う人と話してみませんか?

目次

 

価値観が違う人と話すメリット

とある2人が自己成長について話をしていました。
いつも自分の伸び悩みを感じていた人が、成長著しい人にどうすれば成長できるのか質問したところ、こんな回答が返ってきました。
「昨日の自分より一歩でも前に出ればいい。その一日を毎日繰り返していけば、未来では成長している自分になる」
それを聞いて、自分には無理だと感じました。それはなぜでしょうか?

毎日一歩でも昨日よりも前進し続けることが、その人にはとても難しく感じたからです。素直にそういうと、相手はなぜ?と質問しました。
「なぜできないと思う?一歩に満たなくてもいい。ほんの少しでも成長の為になることをするだけだと思うけれど、どこが難しいと思うの?」
「日々成長しなければならないから難しいんです。昨日よりも成長したいけれど、毎日成長するなんて。そんな高いハードルを越え続ける毎日を送るなんて、難しいです」
「成長ってなんだと考えてる?」
「成果を残すこと。形に残る実績として成功したと言える功績になることをしたら、成長です」
「それは確かに難しいね。だけど、私が言っている毎日の一歩は、その成功に繋がる何の功績にもなっていない一歩も含めているよ?」
「それは成長と言えないのでは?だって一歩も進んでいませんよ?」
「成長への道だから、そのまま進み続ければ成長するよ」
悩んでいた人は目から鱗が落ちた気持ちになりました。

この2人の会話を聞いて、どちらの考え方が自分に近いと感じましたか?どちらの考えが良い悪いではなく、自分は自分の価値観に苦しんでいないだろうか?ということを、今一度考え直してみるキッカケになれば幸いです。

自分の成長に伸び悩んでいた人は、成功し続けることが成長だと認識していた為、成長の為に学ぶ間は停滞と捉えていました。成果がでない期間の方が圧倒的に長いことで、自分には才能がない・結果も出せないと自己嫌悪に陥ってしまっていました。
それが、自分とは違う価値観の人と話すことで、自分の価値観に変化を与えるキッカケをつくることができたのです。

価値観は磨き、創り上げていくもの。自分の手で、知識で、経験で。あなたの価値観は自らの手によって創られていきます。全てを知ることは難しいですが、自分よりもより多くを知る人、違う目線を持っている人と話すことで、今までになかった価値観を知ることができます。
価値観が違うから離れるという選択肢をとるのではなく、得られる知識や経験がないか観察してみることは、自分にとって大きなメリットではないでしょうか。

価値観が違う人と話すメリットとして、主な3つをご紹介します。色んな人と話してみましょう。

 

1.自分にはない物差しを知ること

例にあげた2人の会話のように、自分の価値観で苦しんでいる人にとっては、外から新しい価値観を得ることは大きな財産になります。自分を苦しめている価値観に変化を与えることができるのですから。

価値観は、今までの経験や知識や性格で創り上げていきます。似通った価値観であっても、深く追求してみると思わぬ違うを発見することもあるでしょう。違う価値観なら、自分の価値観が覆るような考えがあると知ることができるかもしれません。

 

2.補い合える

価値観が似ている人ほど、自分と同じものを欲していることが多いです。似ている価値観を持っているのですから、大切にしようとするものが似ているはずです。
そういう人達とは助け合いができますが、価値観の違う人とは不足している部分を補い合える関係になれます。

自分には難しいことが、相手にとっては簡単なことかもしれません。お互いの得意分野が重ならなければ、不得意分野をお互いにやってあげることで最高のパートナーになるかもしれませんね。
ビジネスでもプライベートでも、価値観の違う人と接してみると、抱えていた問題を解く鍵がみつけられます。

 

3.問題解決力が高まる

問題を解決する力は、自分の中にあります。問題をどう見るか、どう受け取るか、解決策を探す前に問題がどんなものかを把握する力は、まさに価値観の物差しによるものです。
自分の価値観が問題に対応できなければ、問題はいつまで経っても解決することはできません。

価値観が違う人には、自分が難題と感じている問題をサラっと簡単に解決してしまう人がたくさんいます。その人達に問題をどう捉えているのか、どうやって解決する糸口を作っているのかを聞いてみると、今まで自分がやっていた行動が遠回りだったことに気が付くことも。

 

周りにいませんか?価値観の違う人

自分とは価値観の違う人は、とっつきにくくて付き合いづらいという面もありますが、自分にはない物差しを持つ人であることは確かです。その知識や経験の片鱗である価値観を知ることは、自分の人生に新しい世界を見るにも等しいと思いませんか?

ミニマムな人間関係の中にいるのもいいですが、元気がある時はいつもと違う人間関係の輪に入ってみることも良い刺激になるでしょう。
価値観の違いを知ることで、自分の内面を磨き、より良い人生を送るパワーにしたいですね。