自己否定ほど自分をダメにする!心が不調な時ほど自己否定しやすい

心が不調な時は誰にでも訪れます。心が弱まる時期、あなたはどう対処していますか?
自分の心と正しく向き合わないと、自己否定が癖になり、やがては自信喪失してしまうかもしれません。

目次

 

不自然なメンタル強化とは?

弱い自分を鍛えようとする気持ちは、向上心があってとても良いとされていますね。確かに、弱点を克服し、短所を長所に変えていくのは自己成長に繋がる場合もあります。できない事ができないままよりも、できるようになった方が良い場合もあるかもしれません。
けれど、今の自分を否定しながらメンタル強化しようとしたり、自分の感情を歪めたりしてまでメンタル強化するのは、少々問題です。

例えば、辛い・苦しい気持ちを押し殺して、人付き合いをして交友関係を続けるのは、社交性のある人になる特訓といえるでしょうか?今日も上手く話せなかった、親しい関係になれなかったという自己否定を繰り返すメンタル強化法は、果たして効果があると思えますか?

他には、思ってはいけない感情がある、気持ちを我慢する、耐え忍ぶことだけを推奨するようなメンタル強化法はおすすめできません。このようなメンタル強化は、やりすぎれば大きな反動が自分に返ってくるだけで、得るものよりもすり減っていくものの方が多いように思えます。
やればやるほど失敗し、その数だけ自己否定という反省会を繰り返してしまいやすいのが、不自然なメンタル強化といえるでしょう。

 

心が弱い時期は必ず来る

心が弱る時期は誰にでもあるものです。どんな人にでも、上昇する時期と下降する時期があり、その波を上手く乗り越えていけた時にこそ、人は成長します。その心の弱る時期に自分をダメだと否定ばかりしていると、心の回復はどんどん難しくなり、更に自分をダメだと自己否定しやすい状況が続いてしまいます。

わかりやすいように、心を体の状態と置き換えてみましょう。
人は、体が傷付いたり、病気になって上手く動けない状態になったりしたら、まずは治療に専念するはずです。どこに異常が現れたのか、原因は何かを調べ、専門家に治療方針を決めてもらい、治療に必要な薬や手術を受けます。
そして、治療が終わった後には元通りに動けるようになったかを確認し、元通りになっていなければ、必要なリハビリを行います。場合によっては専用施設に赴いて、必要な機械によるリハビリ治療を受けますね。
その後は同じケガや病気にならないように、予防に気を付けて生活習慣を見直したり、改善したりします。

心の不調を体に置き換えただけで、これだけしっかりと治療とその後のケアを行うのに、ケガをしたり病気になったりした部分が心だと、原因を見つけもせず、治療もせず、すぐに動き出しては失敗を自分自身に突きつけ、ダメな自分と言い放ってしまいますね。
体の不調ならば、治療してそれから元通りに動かせるようにリハビリしてと言う段階を踏めるのに、心のことになるとそうしない人がとても多いです。

心も体と同じように、不調になったら原因を調べ、治療方法を調べ、必要な支援を受けて治療し、治ったら再発しないよう予防に取り組むのが、正しいメンタル強化ではないでしょうか?

 

心の不調を抜け出す一歩は「受け入れる」

体の場合は、治り具合が目でわかるので判断しやすいものですよね。けれど、心は目に見えません。本人が何となく感じるものでしか、判断しようがありません。
そんな心が不調になった時、治療していくには何が最善だと思いますか?

それは、その状態・そうなった感情を受け入れることです。
感情に良い悪いはありません。感じたままが素直なあなたの感情です。その感情は誰かに評価されるべきものではなく、そう感じたんだと思えばいいだけのものです。
嫌だと感じたらその通りに、好きだと感じたらその通りに。そうなんだと受け入れることが、まずは心の不調を抜け出す一歩目です。

 

自己否定はしない

「自分は弱い」「ダメなやつだ」「何もできない」という自己否定の言葉は、変わろうというキッカケのひとつです。
だからといって、何度も何度も自己否定を繰り返すことは、決して良い事ではありません。

もし、自己否定する言葉を思い浮かべたり声に出したりしている自分に気が付いたら、その時は「変わりたい」と、あなたの心が願っているのだと思ってください。「変わりたい」と願う心が芽生えたのだと。

そうしたら、もう自分を否定する言葉を自分自身にぶつけるのは終わりです。その瞬間から、自分を変える為に何をしたらいいのか、どうしたらいいのかを行動する時です。

 

わからなくなったら

心の不調は感じているのに、それを我慢すべき時なのかどうしたらいいのかわからなくなったら、体の不調に置き換えて考えてみましょう。
それは我慢すべき事ですか?
それとも、原因と治療法を探すべき事ですか?
置き換えてみたら、思いのほか簡単に答えが出るかもしれませんね。そうしたら、出た答えに従って、あなたの心が望む行動をとっていきましょう。