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好感度の高い挨拶

今回はマナー編です。
挨拶は第一印象を決める重要なツールです。

第一印象を決める時間

メラビアンの法則で有名な【第一印象を決める時間】は、3~5秒です。
たった数秒の短いこの時間内で相手の情報を取得し、どんな印象であったかを脳が処理します。

第一印象を決める情報とは?

  • 言語情報7%
  • 聴覚情報38%
  • 視覚情報55%

半分以上が視覚情報で構成される第一印象は、その中にどんな情報が入っているのかを見てみましょう。

  • 言語情報
    話す言葉遣い、話の内容をさします。言語情報を使ったコミュニケーションを「バーバルコミュニケーション」と呼びます。
  • 聴覚情報
    話す声のトーン、大きさ、口調、話す速さなどをさします。
  • 視覚情報
    表情、目線、態度、しぐさ、外見、装いなどをさします。聴覚・資格情報を使ったコミュニケーションを「ノンバーバルコミュニケーション」と呼びます。

前述のとおり、第一印象を決めるのは人の中身ではなく【外見】であることがわかります。
しかしながら外見が全てというわけではないのです。

聴覚情報も重要な要素

視覚情報に次いで高い割合を占めるのが、聴覚情報です。聴覚情報は耳から入る情報のこと。
挨拶はまさにこの声を重要視しています。

好感度の高い挨拶とはどんなものでしょうか。
皆様は初めて会う人に、どんな挨拶をされたら【嬉しい】と思いますか?

  1. 無表情で小さな声の挨拶。
  2. 無表情ではっきり聞き取れる声の挨拶。
  3. 笑顔で小さな声の挨拶。
  4. 笑顔ではっきり聞き取れる声の挨拶。

4つの挨拶の内どの挨拶を【嬉しい】と思いますか?
人は行動と言葉が一致しないものには不信感を得ます。
前例で言うと、2、3が該当します。顔は笑っていないのに声が笑っている人、顔は笑っているのに声が笑っていない人。そんな人に挨拶をされたら皆様はどう感じられるでしょうか。
内心では私に会いたくないと思っているのだろう。
無理やり連れて来られて迷惑なのだろう。
今後付き合っていくことはない人だ。
そう思われてしまいます。これではこの後の会話が弾むこともなく、相手との関係性も良好なものにはなりません。

初めて会う人の前に出ると、人はそれがどんな人であるかわからない為に緊張します。攻撃されるのではないか?嫌な思いをするのではないか?そんなことを考えます。
そこで笑顔を向けられると、一気に緊張が解けますね。視覚情報を使い、相手に攻撃しない意思表示をするのです。
そしてはっきりとしたトーンと口調で挨拶をする。その時、相手の目を見てから挨拶をすると効果的です。

よく【好きな人に向かってするように挨拶をする】と指導されることが多い挨拶ですが、そのとおりです。ご自分が好意を抱く相手だと思って大切にしようとする気持ちを言動に表すことで、相手にそれが伝わります。
心の中で「こんな奴」と思っていれば、それが言動のどこかしらに表れ、相手に不快感と不信感を植え付けることになってしまいます。
人は一度不信感を抱くと、それを払拭するのはなかなかに難しいものです。危険を察知し、自分を守ろうとする本能に近いものですから。
貴方のことを知りたいです。仲良くしたいです。そういう気持ちを表すことで、相手の緊張をほぐしていくことができます。

余韻が残る=印象に残る

人の声はそれぞれ違います。好きな声もあれば苦手な声もあるでしょう。けれど笑顔とともに向けられた声には、多くの人が嬉しいと感じるものです。
挨拶とはたった一言の小さなコミュニケーションツールですが、その一言があるかないか、笑顔を向けられたかどうか。ただそれだけで好感度が上下してしまうほどの効果を持っています。
素敵な挨拶は相手にご自分の印象を良いものとして残してくれます。去った後にも余韻が残るような挨拶をすることができたならば、今後の関係性も良好なものになるでしょう。

お辞儀のタイミングも印象を左右する

挨拶をした瞬間からお辞儀をしていませんか?
挨拶をしながら頭を下げると、地面に向かって挨拶をしている状態になります。挨拶は最後まで相手に向かって行うのがベストです。
おはようございます。初めまして。様々な挨拶の言葉は、言い終わる頃にお辞儀をすることで最後まで相手の目を見て挨拶することができます。これを語先後礼といいます。
しかし機械的な動きになりやすい為、言葉の1、2文字くらいを言い終わるころにお辞儀をすると良いタイミングになりやすいです。
ギクシャクしてしまわない為にも、練習を重ねてよりスマートに挨拶+お辞儀ができるようになりましょう。

まとめ~好感度の高い挨拶とは~

挨拶もTPOによりますが、基本的な挨拶として重要なポイントは3つです。
・相手の目を見て笑顔を向ける。
・はっきりとした高いトーン、ゆっくりとした口調で挨拶する。
・お辞儀は挨拶の言葉を言い終わる頃に。

挨拶は最初のコミュニケーションです。相手に好印象を抱いてもらい、その後の関係性を良好なものとする為に、相手にご自分を好きになってもらうように。意識して行ってみましょう。

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