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上座下座 基本を知って応用可能!

間違えやすい【上座と下座】の基本をご紹介します。
基本を知っていれば、あとはもうひとつの基準を知るだけ。それだけでどんな場所でも応用できます。

 

目次

 

上座下座の基本

どこの位置にお客様にお座りいただくのかで敬意やおもてなしの気持ちを表しています。
基本的に、上座は入口からもっとも遠い場所、下座は入口に一番近い場所とされています。

上座とは、その空間の中で一番安全で景色が良く、心地良く寛ぐことができる位置です。
下座とは、お迎えする側、おもてなしする側があれこれと指示・作業がしやすい位置です。
会議室、食事処、車など様々な状況で配置は変わります。けれど変わらないことがたったひとつあります。
お客様が一番寛ぎやすい場所に座っていただくことです。
この気持ちを念頭に置いておけば、どのような状況に変化しても応用可能です。まずは基本的なシチュエーションでご紹介します。

 

一般的な個室


一般的な個室では上記のような配置になりやすいです。
入口から遠い奥の席から上座になります。

 

窓の外の風景を見せるお店


個室の料亭などでは雪見窓がある部屋であることがあります。
奥まった席が上座であることに間違いはありませんが、一番良い風景を見ていただく為に少々変化が加わります。
窓の外の風景が一番よく見せる席が上座となります。

 

タクシー


次はタクシーに乗る場合です。
お客様がお金を払うことはまずありえません。よって助手席は下座になります。
上座は基本的に運転席の後ろ。一番奥まった席です。
後部座席の真ん中が一番座り心地が悪いので、後部座席に座る人の中で立場の低い方が座ります。

ただし、この時にも要注意が必要です。
もし、1番の席に座られる方が着物だったら?ロングドレスの女性だったら?
奥まった席では衣服が乱れる可能性がありますので、手前の降りやすい2番の席が好ましいです。
お客様本人に確認を取り、どうしたいか希望を聞きましょう。
基本一辺倒の対応よりも、自分を見ていてくれる対応にお客様の好感度も上がります。

 

自家用車


タクシーと自家用車ではだいぶ位置が変わります。
上記の絵の場合、運転者がお客様・上座に座る方である場合です。お客様ご自身が運転してくださる車では、助手席がそれに次ぐ上座となります。お客様と一番お話をする位置でもありますので、自分たちの一番上の立場の方が座ります。

自分たちの上司が運転する場合、お客様はタクシーの時同様に運転席の後ろに座ります。上記の絵で言えば2番です。

お客様ご自身が運転する車に、上司と自分の2人が乗る場合はどうでしょうか。
運転席はお客様。
ということは、助手席が上司の座る席になります。
では、ご自分はどこに座ると思いますか?
答えは、後部座席の真ん中です。上記の絵で言う4番ですね。後ろの席がガラ空きだからと言って、窓際で座って寛いでは、運転してくださるお客様に失礼です。
車の中では声が聞き取りにくくもなります。お客様から遠い席ではなく、聞き取りやすい真ん中の位置で傾聴しましょう。

 

マナー=基本+おもてなし

日本でのマナーは【おもてなしの心の表れ】です。
基本的な知識ももとをただせば、お客様にどうやって寛いでいただくか、心地良く居ていただくかを考えたものです。
様々な状況があるでしょうけれど、もてなそうという気持ちがあれば、何がお客様にとって大事なのかを見極めることができます。
大切なことは些細なことですが、目の前に転がっていることがほとんどです。
状況に合わせた知識だけよりも、状況に合わせた応用力を身に付けましょう。

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