体に必要な水の量。何リットル飲んでる?
一日に必要な水分量は一般的に1.5~2リットルと言われています。
冬でもそれは変わらないが、飲み水だけでは体に十分ではないことをご存知ですか?
目次
水は体の重要な要素
以前、白湯は体や肌に良いと記事にさせていただきました。今回はその【水分】について、もう少し詳しくご紹介します。
水は血液の循環を良くし、発汗して体温を調整、栄養素を体中に運び、便秘予防、デトックスなどの様々な効果を与えてくれます。
何より、体の中身の約60%は水分です。水がないと私達の体は維持ができないつくりになっています。
水を飲む頻度
一回の摂取量を増やしてもそのまま体外に排出されるのであまり意味がありません。水を飲む時は一時間にコップ一杯分の水を飲むようにして、こまごまと摂取していくと体に吸収されやすいです。
また、飲み水だけではなく食事に含まれる水分も体に必要な【水分】です。
一日全体を通して、無理なく水分を摂取するように意識しましょう。
水の種類
ただの水でも最近は色々な種類がありますよね。体調や目的に合わせて変えてみたり、気分によって変えてみるのもいいですね。
ミネラルウォーター
ミネラルとは体に必要な五大栄養素の内のひとつで、カルシウム・マグネシウム・カリウム・ナトリウムなどのことを言います。
骨や歯を作ったり、神経伝達に使用されたりします。不足すれば体の機能が正常に働けませんが、過剰摂取をしてもまた、体は正常に機能しません。
硬水はダイエット効果があると話題になりましたが、日本人には飲み慣れない種類なので、お腹を壊したりすることもあります。
大量に購入する前に、少ない量を飲んでみて、あなたに合うかどうかを確かめてくださいね。
名前からしてミネラルを多く含んでいるものと思われがちですが、ただの名称であることもあります。全てのミネラルウォーターのミネラル含有率が栄養補強に影響があるわけではありません。
どの成分がどれくらい入っているのかは、各商品の成分表を見て確認しましょう。
農林水産省では、以下の4つに分類を分けています。
- ナチュラルウォーター
特定の水源から採水された地下水を原水とし、沈殿・濾過・加熱殺菌以外の物理的・化学的処理を行わないもの。 - ナチュラルミネラルウォーター
ナチュラルウォーターの内、鉱化された地下水を原水としたもの。 - ミネラルウォーター
ナチュラルミネラルウォーターを原水とし、品質を安定させる目的などによりミネラル調整・ばっ気・複数の水源から採水したナチュラルミネラルウォーターの混合などが行われたもの。 - ボトルドウォーター
上記3つ以外のもので、蒸留水や水道水などの飲用水を容器に詰めたもの。
炭酸水
炭酸ガスを含んだ水のことです。
満腹感を得られるので、食べ過ぎ防止として食前に飲んでみたり、小腹が空いた時には間食かわりに飲むとダイエットになります。
また、胃や腸を刺激する為に排便効果も期待できます。
また肌にも良いとされ、炭酸水で洗顔を行うという美容法も増えてきています。特に脂性肌や毛穴汚れがある方にはオススメされていますね。
けれど、敏感肌の方は炭酸の刺激が肌を余計に傷つけることになりかねないので、やらない方がいいかもしれません。
フレーバーウォーター
やはりただの水では飽きやすい、美味しくないといった声は多く聞きます。飲み慣れないと味の無い水ばかりでは楽しめないようです。
そんな時はフルーツの果汁を入れてみたり、ハーブを入れてみたりして風味付けすると美味しくいただけます。
糖分過多なドリンクが毎日の水分!では大変危険なので、風味が付く程度の分量を加えてください。お好みのフルーツやハーブがあれば、いつでも気分でオリジナルのフレーバーウォーターを作ることができます。
まとめ
健康にも美容にも水は大切な要素です。
無理に飲むことはありませんが、喉が渇いていなくても定期的に飲むように意識していきましょう。それが習慣化されれば、体は常にうるうる潤った状態を保つことができます。
運動や汗をかいた時などは水分と共に失った塩分や糖分なども適度に摂取しましょう。体はバランスが重要です。取り過ぎも減らし過ぎもよくありません。
あなたの体の状態を感じて、必要なものを必要なだけ取り入れる習慣を心掛けてください。